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【7月20日】本を味わう

2018/07/20
    #イラスト#ビジネス#

毎月0のつく日は、

【本を味わう。】

皆さまのビジネスに役立つ「おススメの本を3冊」ご紹介します。
今回のおススメ3冊は…
1.【新刊】『 小さなカフェのはじめ方
2.おかげさまで、注文の多い笹餅屋です
3.小説再生
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1.【新刊】『 小さなカフェのはじめ方

Business Train 著
小さなカフェのはじめ方
カフェを始め飲食店を始めたい方や、カフェめぐりが好きな方にもおススメ!
開業の方法だけではなく、人気の小さなカフェのコンセプトや想いがまとめられています。
これから小さなお店を始めたい方、始めたばかりの方には
参考になる事例がたくさんつまった一冊。
300店鋪近くの開店を後押しし、メニューや商品開発も手がける飲食業のスペシャリストである著者
ノウハウを惜しみなく詰め込んでいるのに、雑誌のような感覚で楽しく読めるHow to本。
2.おかげさまで、注文の多い笹餅屋です
桑田ミサオ 著
笹採り、製粉、こしあん作りまで、年5万個をひとりで作る90歳の人生
60歳の定年後に餅作りを始め、売ってもいいと納得できる笹餅ができるまで5年の月日を要す。
75歳の時、「笹餅屋」の屋号で起業。息子さん手作りの餅加工場で、今でも寝泊りをしながら餅を作り続けるミサオさん。
今でも2個150円。水は美味しい湧き水、素材は地元産にこだわり、
保存料や添加物は一切使わず、自ら製粉や小豆を作っている。
巻末にはミサオさんのオリジナルレシピも載っています。
年を理由にすることなく前向きに自分のやりたいことを思い立った時にやる。 
今日が一番若い。そんなミサオさんの生きざまに勇気をもらう人も多いのでは?
本が軽くて字も大きいので、移動中にもサクサク読める、嬉しい一冊。
3.小説再生
石田衣良 著
再生
誰かのための働く、それだけで人は生きてける。
家族を捨て、後悔の念にさいなまれるラジオディレクター。前触れもなく彼から別れを切り出されたキャリアウーマン。
定年退職後、新たにタクシー運転手を目指す元トラック運転手。若年性アルツハイマーと闘い、早期退職をした夫を支える妻。
そんな彼らの平凡な日常に舞い降りた小さな軌跡とは?現代の心の渇きを潤す短編集。
先天性ADHDを持つ息子と新しい保育園に行った母親。同じような”ショーガイ”を持ちながら、そこから目をそらし続けたその子の両親。
個人的に一番印象に残っている作品。子供が教えてくれた人の温かさに感激。

決して他人事ではないテーマが短編小説として描かれており、考えさせられます。
たまには人生について様々な角度から向き合ってみるのもよいのでは?
その手助けをしてくれる小説です。
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今回の3冊はいかがでしたか?

連日の猛暑日。
溶けそうな暑さですが、できることなら現実離れした本の世界に溶け込みたいですね♪
では、また30日の「本を味わう。」で!
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Appreciate BOOKS, Watercolor Pencils &Colored Pencils , 2018