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在宅仕立てママ、絶賛マスク製作中!

2020/04/06
    #日常

コロナウィルス、続、見えない敵との闘い…
疲れちゃいますね。
桜は何事もないように今年もきれいに咲きほこっていて、世間のコロナ騒動とそのギャップが不思議なくらい。

マスク製作をお願いしている在宅仕立てママ「ママスクエア」。

そんなママスクエアのロゴができました!

エムスクエアの想いをつなぐ「ママスクエア」。エムスクエアの遺伝子が流れていることが視覚的にわかるようM² SQUAREと書いて「ママスクエア」と読んでもらいたくて発音記号を入れて、ロゴをデザインしました。
ママスクエアのロゴ
今後、スキルがあって在宅でお仕事を探しているママにたくさん加わってもらえることを願いながら、色々な色を放つ柔らかい虹のようなデザインにしました🌈
ママスクエアの取り扱い説明書などの紙もの
▲仕立てたママの顔を知ってもらうための仕立てママタグ。
ママスクエアの活動は、作り手の顔が見える商品を使いたいお客様と仕立てスキルを活かして活躍するママをつなぐ国内「エシカル」を目指しています。
そのため誰が作ったマスクか知ってもらうためのタグは、小さなお手紙のようなもの。
在宅仕立てママタグ
▲マスク製作をしてくれている仕立てママえっちゃんタグ。

ママスクエアでの私の仕事は、普段のクライアント様からのご依頼で作るデザインとは異なり、それ自体で評価されることは少ないですが、仕立てママの活動を伝える販促ツールの制作、お客様とのやり取り、手に入りにくいマスク資材の仕入れ、仕立てママのサポート…
やりがいのあるお仕事です。感謝。

現在、たくさんのオーダーをいただいているため、お客様をお待たせしている状態で本当に申し訳ない限りです。
生地からデザインしていること大量生産ではなくママスクエアの仕立てママが一つ一つ仕立てていること、などをご理解の上オーダーいただいた心優しいお客様に支えられて、なんとか順番にお作りしている状態です。
ありがとうございます。

▲一般的なレディースサイズ(日本の柑橘系柄)、一回り大きめのサイズ(折り紙いぬ柄)。
親子きょうりゅうマスク
▲親子でも付けてもらいたい♡子どもサイズ(きょうりゅう柄)と背景柄だけの大人サイズ。
海外用ママスクエアのマスク
▲白マスクもお作りしております。
詳しくは、前回のグログ記事 \\新年度、ママスクエア始動 // をご覧ください。
生地一覧
マスク不足の日本…
SNSよりフランスのお客様からお問い合わせをいただき、現在、フランスにもマスクを送る準備を進めています。
そんなフランスはというと…
ニュースでご覧になった方はご存知の通り、3月17日より続く「外出禁止令」により状況は日本とは大きく異なっています。
スーパー、薬局以外は基本的に閉まっていて、買い物に行く際に理由を記した証書を携帯しないと罰金が課されるため、外はいつもとは違う様子が画面ごしにも分かります。
フランスにいる私の家族も、家族みんなで缶詰状態。どうしているかと思いきや、子どもたちはオンラインで出される宿題をしっかりこなし、勉強タイムが終わると大人も混ざってソーシャルゲームをして…なんだか和気あいあいとしたムード。
家でもやることはたくさんあるの、と大人たちは片付けに励み、暇を持て余すとSkypeをしてくる…という日常。
マスク事情はというと、マスク文化のないフランスでは、マスク=医療用のごっついやつ(3,000円以上するとか。)。
日本ではマスク不足となっていますが、不足どころかもともと十分にストックがないため、マスクがないのです!
というわけで、そろそろ外出禁止令が解けそうな今、フランスの家族にもマスクを送るべくこちらも急ぎ準備中。。。
また、先日はドイツ用のマスク製作のお話があり、お送りするマスクの柄についてドイツ人の友人たち、長くドイツ在住だった知人と話をしたり…
おかげさまで私の頭の中はバタバタと忙しいことになっています!笑

私、完全にマスク屋になってしまっていますが、作り手(在宅でスキルを活かして働きたい仕立てママ)、買い手(モノがなくて本当に困っている方々)にwin-winなマスク屋になれたこと、幸せに感じます。

フランス語、英語…
多治見の山奥では価値の薄かった私の唯一の武器(笑)
特にフランス語を使う仕事と考えると、需要がなく…今まで観光地のパンフレット製作を勝手にさせてもらったり(笑)、人の命を救えるような資格のない私でも、何か人の役に立ちたくて、医療通訳や観光通訳を目指したり、手話を勉強したり…
色々な形のコミュニケーションに携わってきましたが、まさかこういう形で困っている方のお役に立てる日が来るなんて…
なんでも腐らずに続けることは大事だなぁ、と考えてしまいました。
マスク屋の日常は、つ・づ・く