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フェアトレードから考えるビジネス

2018/07/14
    #イラスト##日常#ビジネス#フェアトレード

全国的に梅雨明けも発表され、夏本番。短い一生を全うして、ひっくり返ったセミを道端で見かけると、
夏も1週間以上たったのか、としみじみ感じます。
夏は大量の汗をかくため、生きているだけでエネルギーを消費して疲れやすくなります。
疲れたら休む、これが基本!とは言っても、休めない現代人。休めるように工夫したいですね。

今日は身近なフェアトレードについて。
フェアトレード*」と聞くとなんだか特別な感じを受ける方も多いかもしれません。
*フェアトレード:発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、
生産者の持続的な生活向上を支える仕組み。
フェアトレードジャパン
Fair Trade
▲フェアトレードの仕組み(名古屋市環境局のパンフレットより)
2018年、名古屋市はフェアトレードタウン3年目を迎えます!
名古屋にはフェアトレード商品が買える店が約250店舗もあります。
スローガンは、「みんなでやろみゃあ!フェアトレード!
シンプルですが、この「みんなで」が重要です。

フェアトレードというキーワードに関係の深いコーヒー。
名古屋市は、喫茶店での支出額が岐阜市に続き、全国2位(総務省統計局 家計調査結果より)。
ということは、コーヒーを飲む人も全国的にも多いのでは?
そんなコーヒー愛飲者がみんなフェアトレードコーヒーを飲んだら、
フェアトレードコーヒーの消費量がどれだけ伸びるのだろう、なんて考えます。

身近なコーヒーの話から入りましたが、続いては洋服のお話
学生の頃は、個性を求めてただ周りの子とかぶらない、という理由からフェアトレードの洋服を買っていました。
着続けた結果、オーガニックコットンなど質の良さなどから、長く使えることに気付きました。
自分のビジネスを始めてからは、フェアトレード(Fair Trade) つまり「公平貿易」って、
当たり前のことでありながらビジネスの中では、自分の利益を追求しすぎるあまり
「適正な価格で継続的に取引する」ことが無視されていることに違和感を覚えることがあります。
ビジネスとは言っても、人と人とのお付き合い。「フェア」で長ーく良いお付き合いをしたいものですね。

◾︎オーガニックコットンって?
オーガニックコットンとコットンの大きな違いは、環境への負荷といわれています。
コットン栽培で使用される化学肥料による環境汚染が深刻化しています。
はたらく人の健康被害への改善につながる、環境にもひとにも優しいコットンです。
とにかく一度着ると、着心地のよさにオーガニックコットンの虜になりますよ。
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▲ワンピースのタグにあった素敵なキャッチコピー。
”ひとりの人と出会うように、ひとつのモノに出会う”

安くて1シーズンしか使えないものより、高くても(正当な価格という意味で)長く使えるものを選んで買いたい。
洋服グルメというか、物グルメでありたい。いつもそう感じます。

私たちに何ができる?
最近ではスーパーでもフェアトレード認証ラベルのついた商品を見かけることが多くなりました。
身近な買い物やところから、フェアトレード認証ラベルの製品を選んで買うようにする、
まずはシンプルに継続できることから始めましょう!
国際フェアトレード認証ラベル
▲国際フェアトレード認証ラベル

秋には名古屋でも毎月フェアトレードイベント開催が予定されています。
また近づいたらお知らせします!

***本日のスケッチは、フェアトレードのチョコレート♡と、コーヒー豆。
チョコレートも色々な味が出ていたり、コーヒー豆もカフェインレスなど種類も増えています。

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Fair Trade chocolates and coffee beans , Colored Pencils , 2018